アンディ・ウォーホル Andy Warhol 『花(手彩色)』
2024/11/26
アンディ・ウォーホル
『花(手彩色)』
1974年
アルシュ紙にスクリーンプリント・水彩絵の具(Dr.Martin’s aniline watercolor dyesで手彩色)
ed.26/250
サイズ:121×86.5cm(額外寸)
裏に鉛筆サイン、74年の日付、表右下にAWのイニシャル
いずれも一点もの
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画像ではわかりにくいですが、大変大きく迫力のある作品です!!
↑アンディ・ウォーホルレゾネ(作品資料)より
↑2022年から23年にかけて京都市京セラ美術館で開催された大規模回顧展
『アンディ・ウォーホル・キョウト』での一枚
今回ご紹介している作品と同じ絵柄のものが上段中央に設置されていました。
いわゆる、アンディ・ウォーホルといえば…と誰もが想像するポップでカラフルなFlowerとは一味違う『花』。
シルクスクリーンで刷られた黒い線に手彩色で色付けされています。
キャプションに“いずれも一点もの”とありますが、手彩色の為、同じ絵柄でも使っている絵の具の色や
溜まりがそれぞれ違う為、“いずれも一点もの”という表現になっています。
死後30年以上が経過してもなお、人々を魅了し、世界各地で賛否両論の議論を巻き起こし続けるアンディ・ウォーホル。
日本では、鳥取県が2025年開館予定の鳥取県立美術館の目玉コレクションとして計5点の《Brillo・BOX》を約3億円で購入。
1点はウォーホル自身が手掛けたもの。残りの4点は彼の死後、関係者が再制作したもの。
再制作版にも関わらず、作品一点につき5,000万円以上の高値が付けられていることにビックリする県民の方も多く
その税金の使い方に賛否両論の声が上がったそうです。
これこそ、ウォーホルの狙い。教養を要する絵画(高級芸術)と親しみやすくわかりやすい大衆芸術の
区分をかき乱し、エリート主義的な風潮が強かった当時のアート界に一石を投じた。
当時も、もちろん賛否の声が上がっていた事は言うまでもありません。
以上、簡単な説明になりましたが、まだまだ語り尽くせない魅力のウォーホル作品。
20世紀の最も偉大なアーティストの作品をぜひご自宅に!
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